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会長あいさつ

すおうの会会長

亀井 佑子

(昭和44卒)

 第7回総会で、前会長渡邊彩子氏のあとを引きつぎ2022・2023年度の2年間、会長をお引き受けすることになりました。どうぞよろしくお願いいたします。
 第7回総会はコロナ禍により始めて対面でなくオンライン総会にいたしました。オンライン未使用の方に向けては、郵送による書面審議といたしました。役員会もオンラインで実施しております。講演会等も同じでオンラインで開催しておりますが、遠方の方も画面越しに参加できる等便利な面もあるかと思います。これからはその両方の長所を生かした活動を模索していきたいと考えております。
 すおうの会も発足してから2022年6月で12年が経ちました。2020年5月には皆様のご協力により創立10周年記念誌を刊行でき一区切りついたような思いです。これからは会の充実、発展を図るよう尽力していきたいです。
 10周年記念誌刊行の際、恩師一覧をつけようと思い、資料を探しましたが、そのような記述は公式には見当たりませんでした。また、学部の改編もありましたが、カリキュラム等もまとめたものは探せませんでした。それで、史料編纂委員会を立ち上げ、現在、被服学科当初から、生活科学部の昨年までの被服学関連カリキュラム史料を収集し始めております。いずれ何らかの形でまとめたものを皆様にお届けしたいと考えております。
 振り返ってみますと、1949(昭和24)年お茶の水女子大学が新設され、理家政学部家政科被服専攻が、1年遅れて1950(昭和25)年に家政学部被服学科となりました。それは1992(平成4)年まで続き、1993(平成5)年度入学生からは生活科学部となり、自然科学系分野は生活環境学科生活工学講座へ人文社会科学系分野は、人間生活学科生活文化学講座となりました。国立大学法人化により2004(平成16)年度からはそれぞれ人間・環境科学科、人間生活学科生活文化学講座となり現在があります。その間に修士課程が1963(昭和38)年に、博士課程が1976(昭和51)年に設置され女性リーダー創出を目指す研究教育拠点となってきております。
 今後、2024(令和6)年度より共創工学部(仮称)の設置が構想され、生活科学部人間・環境科学科は共創工学部人間環境工学科(仮称)へと改変される予定と聞いております。
 このように母校も時代や社会環境の変化に柔軟に対応しながら、変革が進んでおります。その中で被服学関連学科同窓会すおうの会の有り様も伝統を踏まえつつ社会環境の変化に対応することが求められています。
 現在、すおうの会会員は家政学部(43年間)卒業生は約200名、生活科学部(29年間)卒業生は約50名です。未加入の方には、ぜひ、お声がけいただいて会員になっていただき、共に交流しあい学びあっていきたいと思います。また、人生100年時代に一生を通じて健康で幸せに暮らすとともに、少しずつでも社会貢献の活動ができるよう努めたいと考えております。
 どうかご意見、ご感想をお寄せいただきご一緒に活動していきましょう。