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すおうの会について
すおうの会の概要

 1949(昭和24)年に新学制制度が施行され,お茶の水女子大学が設置されました。家政学部被服学科は、その翌年の1950(昭和25)年に整備が整い誕生しました。以後、被服学に関わる研究教育が精力的に進められ、多くの有能な人材を世に輩出してきました。それ以前の女子高等師範学校では家政科被服専修で被服学に関わる教員養成が行われ、全国に優秀な教員を送り出してきました。しかし、1992 (平成4) 年に家政学部から生活科学部に改組が決定され、翌年1993(平成5)年から、被服学科は生活環境学科と人間生活学科に分かれました。その結果、被服学に関わる分野の卒業生に関する情報が見えにくくなり、卒業生間のネットワーク構築の必要性が求められるようになりました。「すおうの会」はそのような背景のもとに、2010年(平成22)年6月6日に創設された同窓会です。
 本会は、東京女子高等師範学校・お茶の水女子大学の被服学関連分野の卒業生および大学院の被服学関連分野の修了生や、本会の趣旨に賛同して本会の目的及び事業に賛助する方々で構成されています。
 会員は、1947(昭和22)年東京女子高等師範学校家政科被服専修卒業の方から、最新の生活科学部人間生活学科生活文化学講座の卒業生までを含んでおり被服学及び周辺領域を学んだ方々の、タテの繋がり、ヨコの繋がりが期待されます。
 このような趣旨ですおうの会の活動が14年目を迎えた2024(令和6)年4月、お茶の水女子大学は共創工学部(人間環境工学科、文化情報工学科)を創設しました。それに伴い、被服学に関連する内容を主に学習できる場は、生活科学部人間生活学科生活文化学講座となりました。学部や学科の変遷はありますが、すおうの会は被服学及び周辺領域を学んだ卒業生の同窓会であることにかわりはありません。
 本会は会則にもあるように、会員相互の親睦をはかり、情報の収集・交換を通して会員の生活及び社会活動の質的向上に寄与することを目的としています。
 また「すおうの会」の名称は、1963(昭和38)年度から十数年にわたって被服学科学生によって刊行された冊子の名称にちなんでいます。